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最新版pylon 4.1リリース:新機能紹介
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Pylon 4.1 新機能
新機能(1) USB3カメラ帯域最適化マネージャ
新機能(2) カメラメッセージログウィンドウ
新機能(3) GigEカメラ用パフォーマンスが新たにIntel I210ファミリー対応
その他多数
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新機能(1) USB3カメラ帯域最適化マネージャ
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USB3カメラを複数台接続する際の、帯域最適化ツールがpylon Viewerに搭載されました。
例えば右の接続図のように、USB3ハブなどを使用する場合、USB3カメラ4台が転送する画像データを1本のUSB3ケーブルで受ける必要があります。
最適化マネージャを使用することで、帯域350MB/secのうち、どのカメラにどれくらいの帯域を割り振るかを視覚的に設定することができます。
「Start Analysis」ボタンの ワンクリックで自動最適化できるほか、割り当てた帯域サイズで実現できるフレームレートや、帯域設定を誤った場合のエラー表示機能などが実装されています。
使用の様子は下記ムービーもご覧ください。
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新機能(2) カメラメッセージログ機能
新しいpylon Viewerでは、カメラの状態を示す「カメラメッセージログ」ウィンドウが新たに実装され、取り込み状況やエラーメッセージを記録することができるようになりました。
例えばGigE/USB3カメラが、何らかの原因で帯域オーバーやパケットロスを起こした場合、これまで関連するパラメーター値を監視する必要がありましたが、本ウィンドウにより簡単にモニタすることができるようになりました。
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新機能(3) GigEカメラ用パフォーマンスドライバ:Intel I210ファミリー対応
GigEカメラ稼働時のCPU負荷を低減することができるパフォーマンスドライバが、Intel社の最新イーサネットコントローラI210ファミリーに対応いたしました。
最新のネットワークカードをフル活用いただけます。 |
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Basler 全カメラfps測定ツール Frame Rate Calculator
「acA1300-60gmのAOIを2分の1四方に落として12bit出力で取り込みをした場合、カメラのフレームレートはいくつになるか?」
「GigE ラインセンサ raL8192-12gmを幅7000pxに落とした場合、ラインレートはいくつになるか?」
こうしたカメラのAOI設定や露光時間設定によって、実際のフレームレート/ラインレートがどのように変わるかをシミュレーションするツールが「Frame Rate Calculator」です。
フレームレートの算出には、センサのデータ読出時間、露光時間、割り当て転送帯域などの要素が複雑に絡むため、こうしたシミュレーターの利用が有用です。カメラ選定の際にご活用ください。
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